KYOTO Stock Center (DGRC) へ系統を提供する際の問い合せ
受け入れにあたって,まず,ご連絡いただきたいのは系統リストです. 初めに各系統につき以下の情報をいただけますと,受け入れが滑らかに進められます.
また,系統数の目安などこれまでに遣り取りの多かった事柄は下記を参照下さい. 前例に縛られる必要はありませんが,目安として運用しています.
まずは,ご連絡を! → Web form
ショウジョウバエ系統の受け入れについて および ショウジョウバエ系統の受け入れに関する生物遺伝資源提供同意書 (MTA: Material Transfer Agreement) もご覧下さい
組み換え体のうち,特定の遺伝子への挿入ではないものは, insertion identifier を指定していただく必要があります. 例えば,P{A92}A45 の「A45」に相当する部分は, FlyBase に挿入の情報がある場合は Flybase 準拠, ない場合は論文で使われている番号とします.
「P{A92}」 の部分 (construct symbol) だけでは不十分なので, 論文で番号等がない場合は著者に指定していただきます. その場合は単純な数字(1,2,3など)か,著者のイニシャルと数字を推奨しています. なお使えるのはアルファベットと数字,ハイフンだけで,できるだけ単純が望ましい, とされています.
「P{A92}」の部分(construct symbol)は FlyBase に登録されていない場合は, 仮に記号を付けますが, 後に FlyBase で採用されたものと異なることが分かった場合は, 原提供者に断わることなく FlyBase に準拠して修正します. 遺伝子への挿入と判明した場合は,原提供者に断わることなく遺伝子記号 (gene symbol)を付与し, 「A45」相当部分は allele symbol として [ と ]で囲みます.
construct symbol には,できるだけ, マーカー遺伝子の情報を含めるようにしています. w[+] や y[+] などのマーカーの情報をできるだけお寄せ下さい. P{lacW} よりも P{w[+mC]=lacW} との表記が交配の際に有用な情報となるためです.
attP docking site への挿入の場合は,
通常 insertion identifier は construct symbol と docking site で構成されます.
例えば(DGRC# 109864),
P{y[+t7.7] w[+mC]=UASp-sra.T}attP40